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ブラジル・マットグロッソ州軍警察がCRIME NABIの有効性の検証を開始

更新日:11月4日

ブラジル連邦共和国・マットグロッソ州軍警察と共に犯罪予測システムCRIME NABIの検証を開始するブラジル・マットグロッソ州軍警察がcrime-nabiの有効性の検証を開始ことをお知らせいたします。

 

これまで、当社は高精度・高速な独自手法を含む犯罪予測アルゴリズムをもとにした犯罪予測システム『CRIME NABI』を開発してきました。また、昨年には治安課題に対してニーズの高いブラジル連邦共和国における警察や政府機関への弊社プロダクトの導入を支援するため、ブラジル連邦共和国に子会社を設立しております。

 

今回、新たにブラジル・マットグロッソ州の軍警察とCRIME NABIを活用したソリューションの使用感や警察業務への適用に関する有効性検証を行うパートナーシップ契約を締結し、2024年12月より開始いたします。

 

マットグロッソ州(Mato Grosso)は、ブラジルの中西部に位置する州で、広大な自然保護区と豊かな生物多様性を誇る地域です。州都はクイアバ(Cuiabá)で、地理的、経済的にブラジルの中心的な役割を果たしています。州名は「濃い森」という意味を持ち、かつての森林地帯を表しています。農業や鉱業の拡大による森林破壊が深刻な課題となっています。特にアマゾン地域では、自然環境を保全しながら持続可能な発展を実現する取り組みが求められています。

マットグロッソ州では、地理的な位置の影響で、薬物密輸や密輸品の取引といった犯罪が多発しており、治安機関が継続的な作戦を展開しています。




マットグロッソ州軍警察作戦計画および統計部門 総括責任者パウロ・メロ (Paulo Melo) 中佐(写真中央左)とSingular Perturbations柏原(写真中央右)
マットグロッソ州軍警察作戦計画および統計部門 総括責任者パウロ・メロ (Paulo Melo) 中佐(写真中央左)とSingular Perturbations柏原(写真中央右)

■対象プロダクト

今回の検証で利用予定の弊社提供プロダクトはCRIME NABIを用いた『Hotspot Policing Tool』です。

『Hotspot Policing Tool』は学術的にも有用性が認められているHotspot Policingを簡単に行えるようにするものです。各警察機関が所有する犯罪実績のデータを取り込むことでデータ分析の専門家でなくても誰でも簡単に犯罪予測結果を元にしたHotspotの特定が可能になります。検出したHotspotを参考にパトロール計画の作成などを行うことで効率的な警備活動が可能になります。


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画像: サンフランシスコ市のオープンデータを用いたデモ



■これまでの実績


Singular Perturbationsの犯罪予測システム、ブラジル・ミナス州ベロ・オリゾンテ市警団のパトロール業務活用で銅線盗難69%減


ブラジルの警察、監視カメラ業務で犯罪予測システム「CRIME NABI」を運用開始



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